省エネ型ノンフロンガス HCR188C SERIES

空調設備の消費電力を15〜50%抑える
省エネ型ノンフロンガスを開発。
地球環境にやさしい次世代エネルギーです。

東日本大震災が発生した2011年には、関東圏を中心に計画停電が実施され、以降年々「節電」の意識が高まっています。また、エネルギーの高騰による企業への負担増から、コスト削減にも注目が注がれており、時代はまさに省エネかつコスト削減が可能になるエネルギーが主流となってきています。当社が開発したR441a/R443aはそれらを可能にした性能と、地球環境に配慮したノンフロンガスが特徴。国内で唯一、その性能が証明されたASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)認定を受けた商品です。

省エネノンフロンガス導入の4大メリット

消費電力
15〜50%を削減

コンプレッサー圧力が現在の50〜70%程度で運転するめめ、省電力で作動。電力も大幅に削減されます。

フロンゼロで
環境保護に貢献

フロンガスは、オゾン破壊・地球温暖化の原因です。ノンフロン新自然冷媒ガスに替えることで環境保護に貢献できます。

機器の静穏と
長寿命化を実現

ガスが低圧力なため、コンプレッサー圧力が低い状態で作動するので、機械への負担を軽減し寿命が伸び、動作音も静かです。

既存設備でOK
設備投資が不要

使用中の空調機や、冷蔵・冷凍機のフロンを「新自然冷媒ガス」に変更するだけで、新たな投資設備は必要ありません。

地球温暖化防止・オゾン層保護への取り組み

フロンガスがオゾン層を破壊する事がわかり、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」に基づき、国際的に生産の全廃に向けた取り組みが進んできました。そのフロンガスの代わりに使われるようになった代替フロン(HFC)は、今度はオゾン層を破壊しないものの、地球温暖化への影響が大きいことから、「京都議定書」において排出削減の対象物質になっています。
そのため日本では、オゾン層を保護し、地球温暖化を防止するため、冷蔵庫やエアコンなどからのフロン類の回収・破壊や、代替製品の利用の促進が図られています。

R22 R410 R32 R441a / R443a
オゾン層破壊係数

0.05

0 0 0
温室効果(GWP) 1810 2090 675 最大3

※GWP=地球温暖化係数…CO2の何倍の温室効果を表す値

オフィス電力コストの
約50%を空調機が占めています

空調機は従業員の体感温度により温度設定がされており、営業終了後も稼働していることが多いため、最もコストコントロールが行き届きにくく、経費を圧迫している最大の要因となっています。

「省エネ型ノンフロン新冷媒ガス」なら、使用中の空調機のフロンを入れ替えるだけで、新たな設備投資は必要ありません。大幅な機器の工事が必要なく、短期・低予算で地球温暖化の抑制に繋がります。

●平均的オフィスビルの用途別電力消費比率(ピーク電力時)
出典:経済省 資源エネルギー庁推計

国内で唯一ISO817(国際基準化機構)、ASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)の厳しい検査をクリアし、認定を受けた信頼の製品です。

本冷媒(R441A / R443A)は、炭化水素系混合冷媒として世界で唯一、ISO817(国際標準化機構)で定められた冷媒番号(ASHRAE 米国暖房冷凍空調学会認証による。通称Rナンバー)を取得しているので、安心して導入いただけます。

さらに、新規設備が不要なので、既存の空調設備をそのままに省エネを実現できるのも魅力です。

冷媒ガスの歴史

1900年代初頭に冷媒としてプロパン・イソブタン・アンモニアなどの炭化水素は、可燃性があり安全性を指摘されました。その後、1930年代に米国で開発されたフロンCFC(R−12)が不燃性なため冷媒の主流となった後にHCFC(R−22)が開発されました。しかし、特定フロン(R−12・22)がオゾン層を破壊していることが解明されると、使用禁止になり代替フロンHFC(R-410A・R-407C)が開発されましたが、これもまた地球温暖化を進めてしまう強力な温室効果ガスであることが判明し、排出量管理削減物質として指定されました。今や冷媒は漏らしてはいけないものになっています。

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